どうも、Tシャツくんです。
きょうはミシェル・ゴンドリーについて
今秋公開の最新作『僕らの未来へ逆回転」(なんつう邦題や…)
ジャック・ブラック、モス・デフ出演のこの作品。
電磁波を浴びた男(ジャック・ブラック)のせいで
レンタルビデオショップのビデオの中身がからになってしまい
その中身を、貸し出すために自分たちでリメイクして撮り直す!
というコメディ。
まさにDO IT YOURESELFをじでいくミシェル・ゴンドリー満開な映画なのである。
ミシェル・ゴンドリーといえば
これ、どーやって撮ってんだ??という作品が多いのだが
『エターナル・サンシャイン』製作時のこんなエピソードが
とってもステキなのである。
全てがデジタルでちょいちょいとできてしまうご時世
アナログ的な手法で撮りたがるミシェルとスタッフの意思疎通が難しい時期があったらしい。
そこで、あるスタッフが彼にこんなエピソードを…
むかしむかし劇作家で名を馳せていたオーソン・ウェルズが
初めて映画を撮った時のこと。
劇に関してはプロフェッショナルの彼だが、映画に関しては明るくなかった。
そして、撮影に入り全てのシーンの終わりを深い闇のような黒でおわりたいと
撮影時にシーンのおわりに照明を暗くフェードアウトさせた。
その後、編集スタッフに
シーンの終わりを暗くしたいのならば、編集ですべてできることを教えられる。
オーソンウェルズだっせー!という話ではなく
これがしたい!と思うとき
知識ではなく、知恵が大切!
たいせつなのは、いかに頭のなかのイメージを具現化するか、という話なのである。
ミシェルはこのエピソードをいたく気に入ってたらしい。
合理的、論理的な事が良いとされる風潮のいま
ださくても、無知でも
自らの知恵で作る事
どれだけ柔軟な感性でそれを実行できるか
クリエイティブの本質が問われる時なのである!
という事を、ミシェル・ゴンドリーの作品を観るにつれ強く思うのである。
余談ながらYOUTUBEにて、足でルービックキューブを必死でする
ミシェルゴンドリーが観れます
ミシェル・ゴンドリーおもな作品(映画)
ヒューマンネイチュア
エターナルサンシャイン
BLOCK PARTY
恋愛睡眠のすすめ
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