おととい17日に公開された
岡本太郎の『明日の神話』
メキシコの実業家からホテルのロビーに飾る絵を描いてほしい
との依頼で 現地に何度も足を運び描かれたその絵は
経営悪化により未完成のまま放置されたホテルから姿を消し
行方不明になっていた…
そして30年以上が経った2003年
メキシコシティ郊外の資材置き場で発見
少なからず損傷をうけたその絵を再生すべく
岡本敏子氏を中心に再生プロジェクトが結成され
糸井重里氏のほぼにち発信で 再生するための寄付コインを販売
絵が恒久的に飾られる場所が決定するまでの応援団『太郎の船団 TARO'S BOATS』が結成される
などなど多くの人たちの熱意によって
メキシコから日本に運ばれ、再生されたのである
そして
ガラス越しに作品を展示する事を嫌ったTAROの
意思を継ぎ
多くの人が往来する渋谷駅に飾られる事となる
そんなすげーのが日常にある東京ってすげえな
電車の揺れによるダメージを和らげるために
その展示方法にも工夫が施されているそう
でも、個人的に少し心配なのは
せっかくメキシコから大切に大切に運んできた作品を
むき出しで展示するのって… なんだか、本末転倒な感じがしなくもない
でも いろんなプロがいるから大丈夫なんだろね
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